第1話(2月5日放送)「おっどろきの再開!ふたりは何者なの!?」


STAFF(敬称略)
脚本:長津晴子  演出:小村敏明
作画監督青山充稲上晃  美術:行信三


PLAYBACK
咲と舞の新生プリキュア、待望の第1話です。
前番組からのアドバンテージはあるものの、一連の設定をリセットしたゼロからのスタートですから、今後彼女達がどの様な活躍を見せてくれるのかが楽しみでなりません。


アバンタイトルソフトボール部の練習風景から。この辺は前作無印第1話を彷彿としてくれます。この時咲の頭上に現れた妙な影は咲にしか見えて無いようですね。これが後のプリキュア変身への伏線ということでしょうか。
そして一方の舞は5年ぶりの家族との帰郷。可南子ママが家を見て懐かしいと言っているあたり、自宅は新築などではなく以前住んでいた家のようです。あんな展望台抱えた家なんてすぐ作れなさそうですしね。


主要2人+2匹の出会いはかくも唐突に行われました。咲の秘密の場所でもある大空の気に舞がやって来たと同時にフラチョピ(ここではフラッピ&チョッピをこのように略させてもらいます)もいきなり落っこちてくる怒涛の展開。しかも何の説明もなく「出会ったラピ!出会ったラピ!」と喜んでいる。当然二人はワケ分かりません。
後でようやく話が掴めてくるわけですが二人は大空の木の元で一度会っていた事が判明するわけですね。あの一瞬の出会いを覚えているとはなんとまあ不思議な縁です。


咲のお家はパン屋さん、「PANPAKAパン」とはなんというステキネーミング。パパさんは随分体格よろしいことで、そしてママさんはどう見てもアカネさんです、本当にありがとうございました。そして妹のみのりちゃんは、小友だけじゃなくちっちゃい子好きの大きいお友達の人気も獲得しそうです、大変だあ。


冒頭に出てきた妙な影の正体は「カレハーン」という怪人でした。やっぱり5話ぐらいでやられちゃうんですかね?(笑)
それにしてもあそこまでフラチョピを痛めつけんでも・・・・・・頑張った、よく頑張った。無力なりに勇敢に立ち向かってくれた。感動した!


初々しさいっぱいの第1回の変身シーン。この辺は自分達の意思に関係なくセリフ言わされれるわけですからねー、戸惑いまくってますな。
「一つ目の使命は果たしたラピ!」といってる辺り、フラチョピは当初からこれが目的だったようですね。自らを痛めつけてまで変身させるとはなかなか策士ですこやつら。


今作の戦闘では格闘からは距離を置くようですね。手から「精霊の光」という力を出し、それを武器や盾にして使うようです。戦い方は前作のブラック&ホワイトにルミナスを足して割ったと考えて良さそうですね。
切り札のツインストリームも敵を“倒す”よりも“浄化する”意味合いが強いそうです。こちらはレインボーセラピーのポジションに当たりますか。
前作では常にあった殴る・蹴る・ぶっ飛ばすといった要素を極力排除することからも製作者側の「保護者が眉をひそめるような作りにはしない」という方針が見られそうです。


偶然会った「彼女」が実は転校生だった!
うわー、なんというベタベタな展開なんでしょう!


だがそれがいい